酒とつまみを買ってきて引きこもり配信鑑賞に備える😁
本日オリジナル版を観たので続けてリメイク版にチャレンジ。
ミステリーからサスペンスへ。
「こんな展開で長尺が保つのか?」と変なところにハラハラドキドキしてたら案の定。
精神科医という視点人物の追加。
面白い展開なのに、徹底しない。もったいない。この視点を中心に展開してたらミステリーのままで行けてたのに。
精神科の博士を演じるのもティルダ・スウィントンとはオドロキだ。マルコス姐さんも彼女なんだよね😵
舞台はフライブルクからベルリンへ。
東と西。政治もお話に絡んでゆく。
耽美性がなくなって抑制された色彩に。
男性を排除した女性集団。
女性に対する抑圧と解放のメタファー。
テリトリーに深入りする男性は弄ばれる。
ティルダ・スウィントンの魔女性。
パットの設定。
サラ役のミア・ゴス、いいねー。ミステリアスに妖艶さも加わる。
歩数ネタも一応フォロー。
舞踏そのものが魔術や呪術、というのは面白い。舞踏シーンは良かった。
劇伴はトム・ヨーク。
ラスト・・・ん、まあ、いいとは思うんだけど、かえって冷めてしまった。序盤から匂わせてはいたけれど、ね。
単なるリメイクに済ませないというチャレンジ精神には拍手を送りたいが、凝りすぎだったように思える。そんなオチにするなら、もう少し伏線が欲しかった。
ダコタ・ジョンソンは、序盤は美しく、終盤はエロく、ラストは女神様だった。メタモルフォーゼ。