全員、最低。たしかにとそれを思わす展開。序盤でダメ女ダメ男が伝わるのだから凄い。
髪、服装、登場場所、役に合った様々な人間の表現も巧妙。
そして光の使い方、画の撮り方、シーンによっての使い分けもリンクして上手！
加えて役者の演技が光る‼︎
ミステリー色が強まる中での変わり様‼︎
普通に純愛映画に感じてしまう。
美しくさえ思える愛の在り方。
だがたしかに究極。
ラストへ向けたキャラクター演出という伏線が見事。
この歪んだ愛さえも正当化したくなる演出と演技と蒼井優・阿部サダヲという役者。
そして終わり方も美しい。
なんだこの映画を観終わった後の気持ちは。感情が追いつかない。
しかし最後は最低と思っていない自分。
共感度0%、不快度100%と思えない自分。
