HIROKI

バトル・オブ・ザ・セクシーズのHIROKIのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

職場の責任職がスピーチで話していたので気になっており、スピーチの数日後にちょうどテレビでやっていたので視聴。責任職は人権啓発として話をしていた。大筋のあらすじと女性が上に見られたいわけではなく、敬意を払ってほしいという発言をポイントに上げていたが、そこの発言にこの映画の趣旨がつまっているように思う。また、LGBTQの問題も映画の題材となっており、社会では認められる風潮ではなく、ビリー・ジーン・キングも後ろめたさを感じてはいるが、重苦しく表現されていないところが良いと思った。ボビー・リックスとの戦いに勝った後のビリー・ジーン・キングの涙が一番印象に残っており、一人で全てを背負って戦った重圧、女性としての社会的な評価を勝ち取った喜び、夫への気持ちに応えられない中での感謝、弱いところを見せたくないプライドなど、さまざまな思いがあの涙には詰まっていると感じた。
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