nm

劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/ヘンリー四世 PART1のnmのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リチャード二世が借りられてたので、先にヘンリー四世を借りました。

シェイクスピアってつまらないイメージだったけど面白い!
ヘンリー四世の悩みの種である、放蕩息子のハル王子。
酒場に行って自由気ままに行動しているのは「後で大きく変身で人々を驚かせて、感じ入らせるため」って最初に独白しているんですが、その戦略にまんまと嵌りました。かっこいい。
酒場にいるときも周りをよく見て、そして空気を読んでる。
自分とは逆の立場にいる彼らを理解しようしてるのかな、と思いました。

そして、フォルスタッフがなんだか嫌な奴でね…。
厭らしいというか、なんの力もないくせに底知れぬ野心だけはある感じ。
戦場でビビりまくって何もしてないくせに、手柄を横取りしようとウソを吐くし。
酒場で即興で劇してたとき、フォルスタッフが「追放するならピートとバードルフ、あるいはポインズ」ってセリフがわりと本気っぽいし、自分のためなら仲間を売りそうな気がする。
自分の名前を出されて笑ったポインズだけど、すぐ真顔になったのは怖かった…。
ハル王子がパッパのモノマネで「働くのは悪知恵だけ~」とか言うシーン、口調がすごい似てる。
モノマネしつつハル王子が感じたことなんだろうなぁ。
「それでも追放する…必ず」っていうのも、ハル王子自身の口調に戻ってたから本心だよね…。