このレビューはネタバレを含みます
ヘンリー五世(というかハリー王子)の好感度がガンガン上がった。
トムヒ効果もあるけど(笑)トムヒの泣き顔とくしゃくしゃの笑顔と激昂好きすぎるんだ(全部じゃん)
｢庶民の生活を思うとこの身分が嫌だ｣
｢父親の危篤は悲しいけど、悲しむ姿を見せたら偽善者だと思われる｣
本当に死んだと思い込んで王冠を被ったのに、どこまでも勘違いされててかわいそう🥲勘違いせざるを得ない父もかわいそうなんだけどね…
ともあれ和解したし、この時代の｢神｣は強すぎる(笑)
ヘンリー五世の即位、誰も期待していなかったのに、これまでの放蕩ぶりはどこへやら、過去の愚行を改める宣言をし、法院長への個人的な感情も捨て、品位・威厳・賢さに溢れている。超かっこいい……
いつまでもろくでもないフォルスタッフとの対比がとてつもない。(憎めないキャラなんだろうけど私はシンプルに嫌い)
戴冠式神々しすぎるし、またしてもあやかろうとするフォルスタッフを、宣言通りに切り捨てるシーンばんざい🙌
冷たくも見えるけど、ただただ見捨てるというよりも、改心すれば救うと言ってるからね。
一方まだ信じきれず浮ついているフォルスタッフ…🤦♀️
ここまでこれで生きてきたのはまあ見上げたもんですけどね。
弱ったヘンリー四世を演じるジェレミーアイアンズすごかった…死ぬ瞬間まですごい。
父親のためを思ってなのは分かるけど、謀反人を処刑するためのプリンスジョン
のやり方は(現代の倫理観として)受け付けなかったね…
後、この時代の女の人たち、社会的身分は明らかに低いけどモノはハッキリ言う…
