あ

テオレマのあのレビュー・感想・評価

テオレマ(1968年製作の映画)
3.5
安っぽいコントだと思えば存分に楽しめる映画でした。中学時代に「出会って即合体」というタイトルを同級生に勧められ、AVと知らずに見たらほぼコントだったことを思い出しました。

ベッドに入る前にサッとパンツを脱ぐテレンス・スタンプを横目で見て、「あいつ今パンツ脱いでたよな...?そうだ、確認しよう」→👁パチッ→「ごめんなさい!俺は最低だ...!」ってなる息子。

「彼脱いでますやん...!私も脱ごう!」で無事全裸になって、「あらやだ!彼が帰ってきたわ!...しょうがないわ、このまま迎えてやる!」ってなるどすけべかーちゃん。

「うわっ、彼と息子添い寝してますやん...羨ましい...!俺だって...!」って思って寝室に飛び込んでかーちゃんと添い寝しようとする可愛らしさがありながら、駅で「今全裸になったらどうなるんやろ...?とーちゃん脱ぎます!」で人混みかき分けて謎の山に向かう錯乱とーちゃん。

すまん、面白すぎる...笑
これって笑って大丈夫なやつですよね?

真面目にやってたとしたら、自分の幼稚さを隠すために意味不明な絵画に逃げた息子とあまり変わらない気がしました。

象徴的なものをとにかく散りばめて見せる物語は、あくまでミラノ風ドリアに粉チーズぶっかけてチーズミラノ風ドリアだ!と言い張っているのと変わらないと思うので、あまり好きではありません。

どうでもいいですが、サイゼの粉チーズはもう有料でしたね
あ