テオレマの作品情報・感想・評価・動画配信

『テオレマ』に投稿された感想・評価

露骨
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元祖?外側からの侵入による家庭崩壊モノらしいが、下手すれば原点にして頂点を誇れるほどの不親切で不明確な不条理劇。パゾリーニは『ソドムの市』しか鑑賞していないが、意味深且つ不快感が作家性という上で今作…

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5.0

プロレタリア革命はプロレタリアートとブルジョワの弁証法でなく,性的資本を持つ神性を帯びた人間がブルジョワ家庭のビオスを剥き出しの生へ落とすという形で導くって話を元共産党員がしてるのが興味深い.
そう…

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S
3.5

見ず知らずの家庭に侵入し、聖なる(性なる)導きによってあらゆる人間性の肉体と精神を破滅へと追い込む、神聖さの鎧を被った悪魔のような男の話。ブニュエル作品のようなブラックユーモアに富んだ不条理さで結構…

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淡々とシーンが繋がれていく感じなのに、左右対称だったり、子供が印象的なシーンは赤と青色、大人が中心のシーンは緑とオレンジ色が取り入れられていたりの計算されつくされた画が最高だった。
最初青年はイエス…

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好き。こういうのたまらん。マンガーノがときどき三田佳子に見える。
3.0
中盤以降の宗教的な表現が多くなってきたあたりで何が何だか分からなくなってしまって99分が2時間半に感じられた できれば解説付きでまた観たい
すし
2.2

うーん......
詩的で妖艶で.....
話はめちゃくちゃ単純なので、世界観に浸れないと置いてかれます(ワタシ)
テレンス・スタンプすっごいイケメン!ってわけでもない()のになぜか動いてるとつい見…

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このレビューはネタバレを含みます

舞台はミラノ 何不自由なく暮らしている一家 両親と姉と弟の豪邸に一通の電報が届く 「明日着く」
翌日車からスーツケースを持って
家に入ってくる何人かの人々
居間でくつろぐ一人の青年の事が気になる
そ…

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ピエル・パオロ・パゾリーニ監督『テオレマ』(1968)

生活と理性を吸引するブラックホールのような男の去来ー

極めて肉感的なものに宿る神性をとらえ続けている。吸い込まれそうになる男の瞳は結局弱々…

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モリコーネ作品を旅する

道徳観、倫理観、貞操観念の異なるイタリアのブルジョワ家族の崩壊など、何一つ共感したくない

トランペットデュオとウッドベース..ドラムスというジャズ的な曲、マリンバの曲や、…

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