Huluで全作視聴済みだったんですが、リチャード三世だけはスクリーンでも見たかったので映画館へ🚶♀️
残虐で狡猾、情け容赦なく身内を殺して王の座につく暴君リチャード三世をベネディクトカンバーバッチが演じているのですが、もうとにかく「凄い」の一言でした。
母にすら悪魔を産んだことを後悔すると言われ、底の知れない邪悪さを見せながらも、自分を愛してくれる人が誰もいないと気付いた時の絶望を隠せない弱さもあったり、多面的で複雑なキャラクターをベネディクトカンバーバッチが迫力満点に演じています。
感情の起伏が激しく、穏やかな顔を繕うこともでき、またある時は酷く怯えた表情を見せたりと、ベネさんの色々な表情が観れるのはファン的にとても楽しかったです。個人的にベネさんの悪役すごく好きなのでもっとやってほしいな〜