ヒジィアレン

羊と鋼の森のヒジィアレンのレビュー・感想・評価

羊と鋼の森(2018年製作の映画)
3.7
森の匂いがした

本屋大賞受賞作の映画化
原作読みました

ピアノの美しい旋律と主人公外村の感覚、音を森に例える、見事に映像化されていたように感じます

森と水、風と美しい北海道の風景が、うまく挿入されていて、原作のイメージと合ってたかなあと思います
詩的なセリフとイメージの具現化は本と違った良さがあります

調律師とは何か葛藤する主人公外村を山崎賢人
外村が調律師になるきっかけとなった調律師・板鳥を三浦友和
先輩調律師・柳を鈴木亮平
外村の調律師への向き合い方へ影響を与えるピアニスト姉妹を上白石萌音・萌歌

山崎賢人イケメンですけどナレーションの棒読み感w
原作では、一人称「僕」で外村のはっきりとした個人の描写がないので、これはありかなと
三浦友和と鈴木亮平の安定感
上白石姉妹はとてつもなくかわいいです

ひとつ、原作を読んでた時は
調律師の先輩柳のイメージは、勝手に自分の中で俳優の高橋努さんだったんですけどw、鈴木亮平ぴったりでしたw