天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落、その生涯
第96回アカデミー賞作品賞ほか
クリストファー・ノーラン監督
キリアン・マーフィー主演
伝記ドラマ
R15
すごかった
オッペンハイマーという原爆の父を描く
決して原爆の被害を直接描くわけではなく
オッペンハイマーというひとりの男を通して反戦と戦争の恐ろしさを描く
科学の知識をどう活かすか
追究したその先の、責任の所在はどこにあるのか
オッペンハイマーを取り巻く時代、科学をどう使って戦争、ナチスに勝つのか、勝てば良いのか、使い道は正しかったのか
ひとりの天才科学者の人生を映画にすることで問いかけてました
原爆の開発者として栄光、それからの責任の所在、オッペンハイマーひとりのものなのか？
原爆実験のシーンの迫力と人々の反応が、歴史を知っているだけに恐ろしい
原爆の存在が世界を変え、今もその世界に生きていると思うとすごいです
とにかく情報量が多い
オッペンハイマーの率いる「マンハッタン計画」参加の科学者、軍人や役人
量子物理学はわかりやすくはしてあった
知ってる人物はアインシュタインぐらいだったけど、公式HPに目を通しておけば良い感じ、人物多いけどオッペンハイマー目線の作品なので上手く登場人物がわかった
主演はキリアン・マーフィー
共演にエミリー・ブラント
ロバート・ダウニー・Jr
マット・デイモン
フローレンス・ピュー
豪華キャスト、ダウニー・Jrのアカデミー助演は納得、「アイアンマン」を経てのこのキャラクターですよ
日本公開が遅れに遅れ、ユニバーサルの日本での配給は普通は東宝東和だけどビターズエンドが獲得して公開
原爆賛成アメリカ万歳映画では全く無いです
あとR15なのはまさかの、、、！
