仏製コメディ。
トムは整形外科医。
彼は自慢の新車で、家族と一緒に夏休みのバカンスへ。
途中、車🚘のブレーキシステムに異常が生じ、高速道路を時速160kmで暴走し始める。
果たして、家族の運命はいかに?
いやぁ〜、全く期待してなかったんですが、なかなか面白かったですよ。
拾い物でした。
フランス製カーアクションと言えば、「タクシー🚖」シリーズでしょうが、これは、キアヌの「スピード」フランス製コメディバージョンですね。
子供の救出なんかは、まさにそうでした。
エレベーターの不具合で終わるというのも、「スピード」と正反対の展開で悪ノリだと思いました。
撮影も実際に160kmで走らせて、カメラを回していたそうで、迫力満点です。
ラストの展開もまさかというもので、コメディにしてはシッカリとしたアクション作品に仕上がっています。
キャスティングでは、アンドレ・デュソリエが、主役を上回る活躍で、パンチラに目を奪われるエロじじいのベンを上手く演じていました。
また、水中銃やスズメ蜂🐝などの小物の活用も功を奏しており、作品のコメディ性を高めるアクセントになっていました。
途中、夫婦の危機らしきものが訪れますが、家族の絆を取り戻す形に落ち着くのもフランスならではかな?と思いました。