あんときの井上

ガルヴェストンのあんときの井上のレビュー・感想・評価

ガルヴェストン(2018年製作の映画)
3.1
エル・ファニングを雑に扱った映画。

エル・ファニングは映画内で残忍に殺されるし、撮影に関してもさらに印象的に撮れたのではないかと苦慮してしまい、エル・ファニングの二重の死に、主人公と同じ悲憤を覚えずにはいられなかった。

続いて、20年後、主人公は思い出の浜辺?で感傷に浸って終わるラストには消化不良だった。一体この怒りをどこにぶつければいいんだ!!個人的には復讐して自分の命に決着をつけて欲しかった。散々病気で死ぬ死ぬ詐欺をしておいてそれから20年間生きてるんだからさ、病気では死なねー漢気を見せて欲しかった。
『イコライザー』や『ドライブ』、『ビューティフル・デイ』ならヤッてるぜ!?

でもそうじゃないところにこの映画の良さはあるんだという思いに今は浸っていたい。
あんときの井上

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