旅するランナー

ガルヴェストンの旅するランナーのレビュー・感想・評価

ガルヴェストン(2018年製作の映画)
3.3
【観客をも過呼吸にする熱演】

やくざ者と娼婦の逃亡劇。
マックイーン&アリ・マッグロー、イーストウッド&をソンドラ・ロックを彷彿とさせるタフガイ&華奢女子な組合せ。
出会いの感じから、予想通り物悲しく展開していくが、結末は「そういう形で守ったんだネ」と若干意外な所に行きつく。
そのため、よりいっそう物悲しくなる。

エル・ファニングが、物悲しい告白をするシーンは、やり過ぎなくらいの熱演で、なんだか息苦しい。
ベン・フォスターですら若干引いてるような...
やっぱり、物悲しくなる。

鑑賞後、フ~っと溜息をつくとともに、深呼吸したくなる。
モーテルのおばちゃんも元気でやってるのかなと思うと、少しばかり気持ちが安らぐ気がする...