このレビューはネタバレを含みます
タイトルとサムネからしてなんかベタな恋愛映画かなと思ったら全く違ったで草
彼はきっと彼女を救うことで自分が救われたかったんだろうけど、救われなかったんだろう。
自死は身近な周りの大切な人も同じ感情が伝染していく。事情や気持ちは分からなくとも。(少なくとも前日に話した人などは自分を責める)
だからもしこの彼が周りの人を自分と同じ悲しみに遭わせて不幸にしたかったのなら大成功だね。
でもそうではなく、ただ現実に絶望していたのなら、貴重な向き合ってくれる存在と向き合うと良かったと思う。解決はしなくても生きてはいける道になったと思う。
(仮にもし向き合ってくれる存在がいないのであれば、何か辛いことがあったとして、だから何?死ぬわけじゃないし、と思えたら勝ちだと個人的には思ってる。
だって自分で自分を殺さないと死ねないならそう、絶望したって自ら行動しないと死なない。例え死んでも希望は手に入らないからね。死ぬことで周りを幸せにはできないし。向き合ってくれる人がいないのなら誰も不幸にもできない。自殺と見せかけて誰かに強制的に殺されるのは別の話)
女性は未遂が多く男性はすぐ死ぬってよく統計で言われてるけど、こういうことなんかなって思った。(攻撃的な面が強いから自分に向けると殺してしまう、他殺も男性が多いの関係ある?)
余談
名探偵ピカチュウずっと頭の片隅にあった。見た目(髪や服)や性格も似ていたからかな。