Poniha

アフターマスのPonihaのレビュー・感想・評価

アフターマス(2016年製作の映画)
3.6
航空機事故の被害者の遺族と事故の原因となった管制官の物語。
クリスマスにローマンは妻と娘を迎えに行くために空港に向かった。しかし、空港で彼を待ち受けていたのは、妻と娘が乗っていた飛行機が空中で衝突事故を起こしたという報告だった。

管制官のジェイクは、様々な不運が重なる中、管制ミスを起こし事故の当事者となってしまった。管制官を辞め、仕事を変え、名前を変え家族と離れ一人で暮らし始めた。

遺族側のローマンの苦悩と、事故の原因となった側のジェイクの苦悩を描きながら物語は進む。。
こういう映画、私は好きです。誰が正しくて誰が間違っているのか、誰も正しいことはわからない。正しいか正しくないかじゃない。家族を失った苦悩、事故を起こした側の苦悩、事故を起こした側も今までの生活を全て失い苦しむ。遺族側もなにを拠り所にして生きて行けば良いのか?起き上がるための理由は、加害者側の謝罪かあるいは、、、

心からの謝罪という意味を考えさられる映画でした。。
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