ひとは愛してモノは使う。ミニマリズムの本質。市場原理に囲まれているとモノを所有してこそ、ハッピーになり成功なのだと思い込まされる。
モノをたくさん所有しても賢くもなれないし、精神的に豊かにもなれない。まして幸福だと思うのは選んでいる時と購入した瞬間だけだ。
MORE or LESS
モノを増やすことは、購入する度に浪費するだけではなく、その維持管理のための時間やお金も掛け続けることにもなる。
例えば高額なシャツを買えば、必ずクリーニングに出す手間と高めの料金とそれを格納する空間、整理・保管する時間も必須となる。
クルマを買えば、税金や保険、ガソリン代や車検代、車庫証明から車庫費用。クルマの掃除からオイル交換やタイヤ交換。休暇の多くの時間をその世話に掛かってしまう。それに見合うのか?
モノは想像以上により多くのものを自分から奪う。心の隙間をどうでも良いもので埋めるのはやめよう。
・・・経験者は切実にそう思う。
(買わない事や捨てる事はなかなか難しいのは身に染みて分かってます)
ドキュメンタリーとしてはありきたりだが、その考えにはまさに共感したのでこの点数。