eulogist2001さんの映画レビュー・感想・評価

eulogist2001

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星と月は天の穴(2025年製作の映画)

3.2

奇妙な既視感があった。昭和のノスタルジーでもなく性愛ものの生々しさでもない。

そこに近づこうとしても近づけないジレンマかもしれない。

私にとってはエロスや純愛よりもあざとさを感じてしまったかな。

アジアのユニークな国(2025年製作の映画)

2.8

わたしには合わなかったかも。演技そのものにあざとさとチープさを感じてしまいました。

警察官含めて役柄のすべてが変人なのは良いのだが、それがパロディではなくリアル。そしてそのリアルは今や誰しもが感じて
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ランティモス監督作品はまさに荒唐無稽な設定なのだが、妙にリアリティというか説得力があり、最後までドキドキしながら観てしまうんだな。

本作も気味が悪いながらも観入ってしまった。ラストシーンは愛のためな
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センチメンタル・バリュー(2025年製作の映画)

4.1

息を飲むほどのの名演とはこういうことを言うのか。ノーラ、グスタヴ、アグネス、レイチェルいずれも甲乙付け難い。心の底から納得してしまった。それこそ後半は演技に引き込まれて嗚咽を堪えるのに苦労したくらい。>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.4

昭和の良き美風。おせっかい、厚い人情、照れ隠し、相手への深い想い。

失ったから懐かしいのか、失ってから得たものにまだ気がついていないのか。

それでも押し付けがましい人たちは、今でも私は大嫌いだと断
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籠の中の乙女 4Kレストア版(2009年製作の映画)

3.6

さすがランティモス監督。想像の斜め上を行く。本作も映像はふつうに思えるのだが、ずっとうす気味が悪い。そこにいる人間たちがどこか違う感覚なのだ。それは一定の感情や常識の理解のそとにある居心地の悪さだろう>>続きを読む

クリムト(2006年製作の映画)

3.0

詩的で官能的で幻想的。1900年頃のパリやオーストリアの街並みと時代の一端が垣間見える。
ストーリーとしてはシンプル。映像美を愉しむ作品かなとも思えた。

クリムトの女性遍歴がなかなか。耽美的で柔らか
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

3.4

子どもが主役ってのがよかった。ストーリーは分かりやすくて落ち着いて楽しめた。

レンタル・ファミリー(2025年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに「大人の寓話」を堪能した。登場人物のそれぞれが悩みや秘密や傷を抱えながら日々の生活を送っている。それらは日常の生活に紛れ押し流される。

そんな中でふとしたきっかけで抱えてきた負の痛みが浮か
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教場 Requiem(2026年製作の映画)

3.7

キムタクのかっこよさが光った。寡黙ながらも意思の強い役柄を演じ切っていた。昔ながらのイケメンイメージが完全にアップデートされたかも。

ストーリーもなかなか凝っていて楽しめた。続編も期待したい。

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教場 Reunion(2026年製作の映画)

3.7

思った以上にたのしめた。次回作がたのしみ。明日にでも映画館に観に行こう。

ツーリストファミリー(2025年製作の映画)

4.0

金や権力ではなく、人柄。
テーマはありきたりだけれど、いたってシンプルで骨太に描かれているところが秀逸。そこにユーモアと情愛をスパイスにして展開する。

やっぱり善なるものはとても魅力的だし、生きるこ
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麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

3.2

アイルランドの過酷な歴史。イギリス支配に抗した先に条約を巡って内戦状態。

しかしながら暴力の連鎖にはほとほとうんざりしてしまう。「力による」平和なんて力を充分に行使できる側の方便に過ぎないことが身に
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新生ロシア1991(2015年製作の映画)

3.4

モスクワでの軍部のクーデターに対して、レニングラードでは意外と冷静な群衆。もちろん心中はそうではないだろうが、広場に集まってきた人々は落ち着いているようにみえた。それはモスクワとの距離感なのか、情報統>>続きを読む

石炭の値打ち 第二部:現実との直面(1977年製作の映画)

3.6

炭鉱事故。小さな歪みが5人の命を奪う。経営陣から鉱夫、その家族のドタバタが描かれる。鉱夫たちの絆や家族の想い。経営陣と労組のやりとりも生々しい。
ただテレビドラマとして扱われたものだからか、こじんまり
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石炭の値打ち 第一部:炭鉱の人々(1977年製作の映画)

3.6

1970年代のイギリスの炭鉱。平穏の中にもどこか権威主義や男性優位の社会が伺われる。皇太子の来訪を機に表面的に整えようとするてんやわんやは何処の国でも変わらないのか。
のどかに釣り糸を垂れる少年はこの
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

Blu-ray
たのしめた。しかしスカーレット・ヨハンソンの演技の幅の広さには驚く。強いヒロインを今回はきっちりと演じてる。

ブゴニア(2025年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

エマ・ストーン。今回もエグい役を演じ切っていた。振り切ってるとかそういうレベルではなく、次元が違う感じかな。

ともあれ妙に納得してしまった。それは静かな、いや静かすぎるラストシーンのせいなのか、それ
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REVOLUTION+1(2022年製作の映画)

3.2

新宿LOFTにて鑑賞。作品そのものは率直に言えばB級グルメかな?

シナリオも役者も演出も突貫工事みたいな荒っぽい感じは免れなかったかも・・。

その後のトークライブイベントがよかった。鈴木エイト氏、
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

プロローグとエピローグがリングの輪を閉じる。ずっとしあわせの翼が通底和音のように響いている作品。

チャックもケリーも2度別離をすることになるが、それは時間の残酷さ。時間を止めて生きることはできず、ど
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

3.6

チェ・ゲバラが若い時にオートバイで南米大陸を旅したノートが原作。
まだ政治的な動きをする前のことだが、この旅で得たものや変化がのちのゲバラを作ったことが知れる。

2時間という短い時間ながら、濃密で深
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

Blu-ray
人間ドラマ、ラブロマンス、戦時下の状況、歌う喜びなどいろんなものが詰まってた。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

よかった。スラムに育った天才青年が偶然、有名な大学教授の支援によってセラピーを受け、ハーバードの女学生とも恋仲になり、旅立つ話。

ストーリーはシンプルだが、彼の生い立ちやトラウマは複雑で繊細かつ強固
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.0

予備知識なしに観た。久しぶりに涙腺崩壊。まさにツボった。

無垢、一途、健気、相手への強い想い、失われていくものの先を信じる・・。

チョン・ウソンの演技の移り変わりがすばらしいし、ソン・イェジンもど
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

やや複雑な設定。彼(藤井樹♂)と死別した渡辺博子(ミポリンA)がふとしたきっかけ(葬儀の際に見つけた同級生名簿を転記する際、同姓同名の別人(藤井樹♀)の住所を控えた)で彼が元々住んでいた住所に手紙を書>>続きを読む

スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

4.0

実話とは思えないくらい驚いた。ほんとうにこんな事があったとは・・。
ここの塾の方法論を世界に広めてほしいものだ。

もちろんインドの人口の多さを考えると当然ながら優秀な人材がたくさんいるだろうことは想
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フロントライン(2025年製作の映画)

4.0

恐怖と不安に包まれたコロナ禍の時代。幕開けは本作のダイヤモンドプリンセスだった。

当事者のクルーや乗客、DMATや厚労省、マスコミやSNSなどが日々混乱や狂乱の最中にいた。日々の報道もなにが正しいの
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罪人たち(2025年製作の映画)

3.8

物語はいささか荒唐無稽な展開となるけれど、ドラマ的なリアリティーに溢れていて引き込まれてしまう。

ホラー要素もあるが、生理的にエゲツなく感じるようなところはないので比較的安心して観終わることができた
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MERCY/マーシー AI裁判(2026年製作の映画)

3.9

3DIMAX
久しぶりの3D映像。文句なしにすばらしかった。臨場感たっぷり。ラストに向けての疾走感もスリル満点。またAIとの何とも言えない丁々発止なやりとりもニヤリとさせられる。

コンピュートでき
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チョムスキー 9.11(2002年製作の映画)

3.6

西側、特にアメリカの属国のような日本に暮らしていると「無意識のバイアス」によって、アメリカのやることは善であるような錯覚のもとに生きている。

しかしごくごく単純なことだけれど、今までCIAとアメリカ
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映画 日本国憲法(2005年製作の映画)

3.8

日本国憲法の成り立ちや諸外国からどう捉えられているのか。
予想外の観点や評価には予想外の驚きもあった。それも良い意味での驚きだ。

戦争放棄については特にアジア諸国からすれば日本を信じる大きなポイント
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終点のあの子(2026年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

當真あみがかわいく美しい。以上。

わたしにはストーリーやテーマらしきものはよく理解できなかったな。女子校での目立つ者への繊細だけど致命的ないじめや同性同士のほのかな愛情を美しく芸術的なレベルに仕上げ
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愛の病(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

なかなかのクズ女クズ男たちが出まくる作品。自己中で誰かを傷つけることになんの罪悪感もなし。利用できるものはとことん利用し尽くし、けつの毛までむしりとる。欲望の赴くままに日々暮らしていく。

ラストシー
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