磯中

火花の磯中のネタバレレビュー・内容・結末

火花(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

家に原作あるけど読まずにみました。

今回も菅田将暉の顔がよくてよかった。いつもいい。ありがとうございます。

10年間の話ということだけど、菅田将暉のビジュアルが老けないというかオシャレさんになっていってるので、時間は経ったにしても10年も経ったの!?とは思う。銀髪?よかった。漫才売れてないけどバイトであんなオシャレさんになれるほど稼いだのか、オシャレさんになったら売れるかもという投資なのか?
いや本当に失礼かもしれないけど菅田将暉のビジュアルで芸人してたら漫才の面白い面白くないはともかくテレビとか雑誌とかめちゃくちゃ出そうじゃない?イケメン芸人的な感じで…。

ほにゃにゃんとしたところと、真面目なところと、感情めちゃくちゃにぶつけるところと、全部できる若い人で菅田将暉がいちばん良いと思ってるので、徳永ぴったりと思いました。

神谷さん実際あんな人近くにいたらひくな…正直な話な…何この人やば…ってなる…。
あとFカップ?入れたとこ、Fカップっていうよりは太った男の人って感じだったけどな…あんまりおっぱいっていうような感じではなかった…。
あと神谷さん、漫才の時、しゃべりが吉本新喜劇の森田さんだった。「はい〜⤵︎」待ちしてしまった。

徳永が高校出てから10年漫才やってきたとして、28歳、29歳で、不動産屋に就職できたのすごくないですか?まぁバイト経験あるからどうにかなったのかな…そして男の子2人組の案内そこで終わるんかい!!!って思った。そういうもん?

電車で、「マキがお金くれるから毎日お前と遊んでることになってる」のとこ、ショック受けるけど、別に特にそのあとほじくることもないのか…いやでも実際言われたらほじくる元気もないかな…「いやいやほんまに毎日遊びましょうよ〜笑」ぐらいしか言うこと思いつきませんけどね。

神谷さんの彼女のマンションで神谷さんにブチ切れたあと、神谷さんの存在は伝記ノートだけになるのかと思ったら再登場したのはよかった。なんならラストライブしてモノローグで締めるぐらいの予感はあった。

そこでもう一発神谷さんを叱り飛ばしてそのあと熱海旅行して飲むという行い、徳永の性格なのかな?あんまりぐだぐだしないというか、さっぱりしてるというか…神谷さん相手だからかな?

神谷さんのこと尊敬してた気持ちがあるから、神谷さんが落ちぶれても見捨てきれないというか、尊敬してた神谷さんに戻ってほしいという気持ちがあるのかなぁ…。

スパークスのラストライブで、逆のこと言うぞ!って言って客や相方に暴言吐き続けるの、逆のこと言ってるのはわかるけど死ね死ね言われたら実際はあんまり気分よくないのでは…と思うけど…まぁ逆のことなので…ということか…。
でも正直漫才見に行ってるのに泣かせにこられること自体が気分良くないんですよ個人的な経験で。
笑いに行ってるんだから笑わせてほしい。
という自分とは別の、スパークスのライブを見ている自分はちゃんと逆に変換して、10年分の思いを受け取ってました。解散の理由はファンには知らされてはいないとは思うけど、きっと2人とも続けたい気持ちがある解散というのはファンにも伝わってるはず。

二度目の熱海の居酒屋で、神谷さんが「優勝した奴以外にも芸人がおったから面白くなれたんや」的なことを言うんですが、又吉本人もそう思ってるのかな…成功を手にした側の又吉、そうでなかったかつてのライバルたちを思って紡いだ言葉なのかな…。
あと一度目の熱海の居酒屋で言う「相方は一番身近なライバル」的な言葉も、本音かな?

エンディングで流れる浅草キッド、曲は初めてちゃんと聞いたけど、夢を追ってる10年間を見た後に聞くとグッとくる。
ただ桐谷健太の声がインパクト強すぎて菅田将暉が相対的に普通の声になってた気がする…「菅田将暉です!」って感じがしなかったというか。

パンフレットを買ったので、これから読み込みます。
磯中

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