このレビューはネタバレを含みます
吉永小百合作品、
キチンと観たの、初めてかも。
吉永小百合さまのライトが強すぎて
ファンタジー感が漂い、
ちょいちょい挟まれる
演劇も違和感なく観られた。
(いや、違和感あったかな?w)
以前、稚内に行った時に聞いた
ソ連軍侵略による悲しい歴史が
今作品の背景と聞いての観賞。
女一代のはかり知れぬ苦労が
ファンタジー感で薄まるのは
良いのか、ワルいのか。。。
生き残り、ともに苦労した息子と
過去の記憶をたどる旅は、
まるで恋人たちの“逆”逃避行のようで、
見ごたえありあり。
でもせっかく桜がタイトルについてから、
桜をもっと生かせばいーのにぃ!と思ったが、
このぐらいが稀少性があるかな?(笑)
ああ、やはり樺太でない、
サハリンに行ってみたい。