カラ・ワイ主演てだけで無条件で観賞決定だよ笑
カンフー映画好きの人には今さら言うことないけど、ショウブラの看板女優だった人で、何よりレディ・クンフー 激闘拳だよ!
しかもサイモン・ヤムまで出てるし期待するなと言う方が無理だぜ😀
かつて大泥棒で今は一人娘と産婦人科医の旦那と暮らすアッパークラスの平凡な主婦のカラ・ワイ。
幸せを謳歌する中、かつての仲間で彼女を裏切り窃盗団から追放されたサイモン・ヤムが現れる。
復讐に取り憑かれたヤムはカラの娘を誘拐する。
男が主演の映画ならもう、つくだ煮にするほどある過去の悪行や恩讐に掴まれて、ふたたび修羅へ、ってプロット。
これ自体に思うことはないんだけど、演出とトーンとタッチがカラ・ワイの魅力を活かすようになってなかったのが大いに不満☹️
カラ・ワイなんだからアクション見たかったんだよ、できればカンフーな。
それがほとんどないんだよ、、リアル志向なのか知らないけど地味だし伝わる痛さを強調した演出。総合格闘技みたいな実戦さも大胆に導入してたし、、そりゃ、実際、パワーに劣る女性が効率よく人を殺す場合そうなのかも知れないけど、カラ・ワイっすよ!?普通にアクションさせろよ、躍動感ある。体は全然動いてるんだし。
それでもまだ、それなりにアクションがかっこよく撮れてればよかったんだけど、カメラをやたら振るし、細かくカットしすぎて何がどうなってるのかよくわからないんだよ。カメラ振って勢いすら出せないなんてマイケル・ベイ以下だよ😂
で、話もさ、妙にかつての仲間であるサイモン・ヤムとの愛憎劇に時間を割いた作りなんだよね。タッチ的にはノワールと言うか、デ・パルマが撮りそうな堕ちたギャングの悲哀を感傷たっぷりに画くやつ。
カラ・ワイのそんなドロドロしいドラマ見たかったんじゃないんだよ!
セガールの映画とかコマンドーのシュワちゃんみたいに感傷なんかに浸らず、さっと戦闘モードに入って、あり得ないほど無双で派手なアクション・バイオレンスでサクッと方をつける、そんな痛快なカラ・ワイが見たかったんだよ、、
カラ・ワイ、長々走って相手を追うシーンで早々息が荒くなったとこ以外まったく年齢を感じさせない好演だっただけに、脚本と演出がミスマッチな上に雑だったのが悔やまれる、、
全てにおいて期待外れだったけど、カラ・ワイの60近いとは思えない美貌とプロポーションとキレのあるアクションが見れた(少しだが)のでよかったです😀