まだ日本での公開は決まってないんですけど、この映画のベニーチャン監督はドニーさんの「怒火」という映画を最後の作品に旅立ってしまわれました。
香港アクション映画においていっぱい素敵な作品を作られてて、ジャッキーチェンの映画もありますし、私は「新少林寺」がかなりお気に入りです。
で、JAIHOで、ベニーチャンの追悼ということで配信されたこちらの作品を観てみました。
ある軍閥の息子が頭おかしいんですけど、人を殺しまくってて、その男がある村で3人村人を殺すんですね。特に正当な理由もなく。その男に正義でもって立ち向かう、村の自警団の団長と流れ者の男の熱い闘いを描いたアクション映画です。
ストーリーの面白さはそこそこで、ちょっとテンポは悪い気もする。だけど、団長ともう一人の村人が池にかかる橋の上で敵と戦うところ、火の使い方とか、見せ方最高にかっこよかった。最後のいっぱい壺が積んであるところでのアクションシーンもすごかった。
知ってる人がいっぱい出てくるので、結構楽しめました。ルイス・クー、ウー・ジン、ラウ・チンワン。
特に私はウー・ジンのアクションのキレが好きなので、最後の方でエディ・ポンと闘うところはよかったなー。ルイス・クーがめちゃくちゃ嫌な奴を演じてて、もうそのいやらしい顔！ほかの映画だと普通に男前なのに上手いわ。
あと、サモハンが出てるって書いてたからいつ？いつ？と思ってたら、推定２秒で、びっくりした。セリフも全然ないし。
でも、そういうのをワクワク見るのもよいよねー。
