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きみの鳥はうたえるのKのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
3.1
これは良い話なのだろうか。良い悪いで語るのは違うかもしれない。自分の経験や感情とシンクロする部分はほとんどなく、理解が及ばなかった。ビートルズの曲名を直訳したタイトル。台本の見える箇所と見えない箇所。台詞っぽくない自然体なやりとりが良い。無表情を続けながら感情を表現する染谷さんのすごさ。同じ空間に三人いて、一人ずつ写しながら会話をするシーンがバトンを渡すようで印象的。楽器のムックリ。長めのダンスシーン。珍しい下着の着け方。昔の写真入れってこんなのだったな…という懐かしさ。「オリビアを聴きながら」ハナレグミ×スカパラ版。上手くない関西弁。個人的には映像のまとまりをあまり感じられなかった。一つの作品の中に別々の監督とカメラマンがいるような感覚。この表現も含めて意図があるのか否か。ナレーションの交代。意外な展開。これは良い話なのだろうか…。視聴後、監督インタビューを読んで意図を把握。受け取れなかった自分に気づく。
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