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きみの鳥はうたえるのnoelleのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
5.0
三宅さん特集見た帰りの電車で謎の使命感に駆られて帰宅後再見。巻き戻したりしつつ2夜越しで見終わりやっぱり大好きだった。
個人的な妄想『断絶』フィルターをかけて見てるのでまた変な楽しみ方をしてしまったのだけど…
石橋静河を見つめるカメラはローリーバードへのそれのようで、
2人のイチャイチャに気を使いドア前で佇む染谷くんや、カフェで静雄と付き合うよと打ち明けられた時の柄本佑の強がりフェイスにはジェイムス・テイラーの情けなさをどうしても重ねてしまう。(静雄は案外ジェントルで、佐知子とうまくいったのかもしれないけど)
卓球してる時のネット奥の石橋静河の立ち位置や「(店長に)なんで何も言わなかったの?」の問い、声のトーンも変えず戸惑いも脆さもわかりやすく出さない(出せない…)、石橋静河のゆるやかな内面の変化を些細な瞬間で気づかせる感じにずっと胸が痛い。こうしてちゃんと外から見るから気づけるんだよな。。ほんと好きです。
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