これは…な一品だった。不遇な若尾文子の役がやばい、暗い。何も海に投げるまでせんでもいいじゃない思い出の貝殻…駆け落ちしてよ切ないよ…と切ながってるのはいつの間にかこちらだけで、しずちゃんの人生はちゃん>>続きを読む
😭
なんかいろいろ書こうとしたけどもういいや…言葉にするくらいならもう一回見たい。映画ならここまでやって!と心で思ってるのかもしれない。どうせならやっぱりマジックが見たい。それもできればこういうハッタ>>続きを読む
大学ぶりに再見。逆さ釣りのキリストとポスター画像のラストシーンの記憶はあったけど、こんなにヌーヴェルヴァーグみたいだったかと驚き。モノクロの画がバチバチにかっこいいし、題材としては重い大戦の傷が癒えな>>続きを読む
微温映画、、何で琴はフィリピンに行かなかったのか、こちらも彼もちゃんとはわからない。けど、ラッパーのお兄さんの存在など琴の新しい生活も見え隠れして、この二人はもう戻らないのだということが徐々に伝わって>>続きを読む
めっちゃよかったー。この時代のニューヨークなだけで自分的によくないわけなかったけど、流れて入ってくるグリーンのタイトルクレジットからバーンとうつるポルノ映画館ヴァラエティのネオン、で一旦マックスになっ>>続きを読む
公開時に見た時から忘れられず、監督特集に通ったので再見。やっぱりとてもよかった。。
魚市場に朝早く出てしまうお父さんに絵を届けたい、けど届けられない。そこに大きな障害があるわけではなくて、悲劇的な話な>>続きを読む
そういえば見てなかったシリーズで35上映ということもあり初鑑賞。ミシェルゴンドリー今の所あまり好きでなさそうで期待してなかったら、所々不意打ちでキュンとしてしまった。
中盤はややくどくて三半規管もやら>>続きを読む
ナミビアの話をする中で何度か話題に上がったので見てみた。プロレス映画だと聞いてたけどほんとにほんとの肉弾戦映画、、中盤からいろいろすごくて笑けてきてしまった。男女の主従関係が肉体的にも、会話においても>>続きを読む
お母さんの話と予告で思っていたら+αすぎて、とっ散らかってた感はあれどこれで成り立つのは石井さんだからだろう、アニメパートもありチャレンジングだったけど2時間飽きずにちゃんと面白かった。
石井映画の時>>続きを読む
話題作と聞いて勢いで見に行ったけどうーん、、ロボットはじめ絵全般にまず惹かれなかったのと、繰り返し流れるセプテンバーに逆に盛り下がってしまった。ロボットと離れてからのドッグがレジャー楽しんだり、結構普>>続きを読む
シモキタK2五十嵐監督特集で見たかったこちらも。『夜来風雨の声』でプチ衝撃だった稲葉くんが出てた。工場のノイズと断片的な会話、今回も随所でエドワードヤンがよぎって、恐怖分子みたいな質感でとても好みだっ>>続きを読む
五十嵐監督大学三年次の作品で、お金がないけど時間はある、じゃあお金がないことについての映画を作ろう、と実際に制作費2万円で撮られたそうで(トークより)、それでこの面白さなのかとびっくりした。
天野さん>>続きを読む
何も知らずに見たらきっとフィクションと思っただろう、丁寧なモノクロフィルム撮影のソロー的生活。だけどその実はほんとにスコットランドの森で隠遁生活してるおじいちゃん、ジェイク・ウィリアムズさんのドキュメ>>続きを読む
無音→銃声の切り替えがもうやめてーという感じでとにかくずっと怖かった。ホワイトハウス乗り込んでからの展開がやや大味で盛り下がったけど、あの4人のロードムービーパートはよかった。めちゃ怖かったけど。赤サ>>続きを読む
シネスコ&エキゾチックなカラーリングで堪能できるカンボジアロケ、かと思えば日本人キャストのセリフもほぼアフレコで気合いの力点がいまいちわからず、捻れた異国感がずっとおかしかった。かなり日本のご都合主義>>続きを読む
雪村いづみの桁外れなタレントに支えられて成り立ってた気もするオフビート具合、けどかなり資料的価値もあるカルト作品だった。冒頭のジャズ+夜景がカッコよくてワクワクしたのも束の間、その後待っていたのは…>>続きを読む
好みで言えば好きな映画ではなかったけど、撮影はどのショットもばっちりで、盛り込まれたメッセージにたしかにこれは今の映画だと思った。近未来SFというにはもうちょっと振り切ってもよかったなと思うし、音に任>>続きを読む
えええなTHE END、、きっと忘れないだろう枯葉転がる無人ラリー。単にフローレンスのサクセスストーリーを描く女性の自立テーマの映画ではなくて、母子2人のパワーバランスが変わっていく過程を段階的に見せ>>続きを読む
これを撮ってるのがルピノっていうのが痺れる。俳優さんもセレクトしてるのか、殺人犯マイヤーズが絶妙だった。冒頭の足元だけの殺人現場の見せ方や、マイヤーズが2人の車に乗り込んできた時の顔半分隠れる車内のラ>>続きを読む
前に見た暴行や危険な場所でなどのイメージでいたので思ったよりもメロドラマでアイダルピノ像が更新された。
主演のサリーフォレストがすごくよかった。あと施設にいるレンがナイス。キャロルの本心じゃない告白の>>続きを読む
前半はどっちに転ぶのか、やや綱渡的な気分で見ていたけど、あの繋ぎからの後半が素晴らしかった。
ベトナム人の清掃係の彼女やファミリーマートにカップラーメン、日本的な光景は確かにそこにあるけど、映画自体は>>続きを読む
再見してもやっぱり訳わからず、ネタバレ読んでもう一回見たくなったけどやっぱり訳わからないままであってほしいと思った。多分この調子であと数時間はいけるんだろね…という感じの、映画となってもまるでツインピ>>続きを読む
最高。ミニーもモスコウィッツも、ダイナーにいたおじさんも不倫パパのカサヴェテスもミニーがデートするモラハラおじさんも、みんなそれぞれに人生上手くいってなくて、その顔、顔、顔を見てるうちに無条件に泣けて>>続きを読む
『アメリカの影』の成功後、パラマウントから声がかかって撮ったカサヴェテスの2作品目。『ジョン・カサヴェテスは語る』のこの映画の章を読むと、必ずしも映画作りに対して同じ理想や熱意を持っていない映画会社と>>続きを読む
数年前に『あみこ』を見た時こんな尖った監督がいるのかと嬉しくなったのだけど、今回の尖り方はちょっとキャパオーバーだった。カナの過去や自業自得とは言い切れない現状もあそこまで相手を傷つける理由としては足>>続きを読む
ポツダム宣言受諾を巡る御前会議から玉音放送までの1日、を史実ベースに描いた映画で、その間に起きた宮城事件については今回初めて知ったのだけど、この事件にフォーカスを当てることで天皇側、陸軍側双方の心理が>>続きを読む
課題鑑賞。家で見たのでパソコンでもわかるハイレベルの特撮を十分に楽しめるわけでもなく、ストーリー部分の平板さが際立つだけでなかなか苦痛だった。特攻や戦死を美化せず、軍部の命令よりはレジスタンスで、とわ>>続きを読む
やかんのビジュアルが寝起きの頭に浮かんで、思い当たって見たくなり再見。これとても好きなんだよな。部屋の中をただゆっくりパンするカメラ。タンス、果物、やかん、そしてベッドに横たわるカメラ目線のアケルマン>>続きを読む
岡本喜八のエッセイが届いて読み進めていたら、監督自身特別お気に入りの作品ということで気になり見てみた。プロデューサーに期待された戦後の明るい喜劇映画、の体裁はちゃんと取りつつ、蓋を開けたら岡本喜八の「>>続きを読む
噂のハスミン一推しショットは結局いまいちわからなかったけど、シンプルにずっと面白いのがすごいし、良質な映画ってこういうことを言うのだなと嫌味とかでなく思った。しっかり回想から戻ってきて、ラストの歌のア>>続きを読む
ビン底メガネ教授の仲代達矢がまずツボだったし、メガネ外してからもめちゃくちゃかっこいい。電車飛び込みからの食事シーンのつなぎとか、ギリギリキレキレのブラックユーモアに飽きる暇も無く終。戦地でもコマとコ>>続きを読む
知らなかったけど勅使河原×安部公房の失踪三部作、をどうやら順番通りに見ていて、ラストの一本。前2作と雰囲気の違う割とちゃんとした探偵ものドラマ調で始まって、でも何起きてるのかいまいちわからない前半(ミ>>続きを読む
凄かった…あまりにドライに人が死んでいく狂乱の、その実すごく低温度の地獄絵図。看護婦見習いの女の子、散髪屋の田中邦衛、所々ちゃんと入れてくる笑いもギリギリすぎて痛苦しい。
途中白旗持って撃たれる男の子>>続きを読む
スクリーンで見ねばと数年逃してたところに文芸坐で、前方の席で目の端から端まで密林、音もサラウンドのばっちり環境、軽く全身打撲のようになってもう一生分見ただろうと思った。
爆撃の音と密林の緑と赤黒い血、>>続きを読む
マッカラーズ原作。前から存在は知ってたけどこんな映画と思わなかった。優雅だけどずーと気持ち悪くて、変……アルトマンのイメージズを思い出してた。黄金色に映えてたマーロンブランドがやばい。いや、思い返せば>>続きを読む