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きみの鳥はうたえるの0i7のレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
3.8
大学の講義の課題だったことが契機で、18歳の時に渋谷オーディトリウムで『Playback』を観て以来、三宅唱監督の作品はチェックするようにしていて(といいつつ、『密使と番人』は映画館では一日限定上映だと知らず見逃しましたが)、三宅唱監督作品は『Playback』、『THE COCKPIT』に続き3作目の鑑賞
佐藤泰志原作の映画は『海炭市叙景』、『そこのみにて光輝く』、『オーバー・フェンス』いずれも鑑賞済み
どこにでもある若者の日々の刹那の輝きに、学生時代のだらだらとつるんだ楽しい日々を懐かしく思い少し胸が痛くなりました
クラブのシーンや僕と静雄の部屋のシーンなど 3人のシーンはずっと続いて欲しいと思うほど楽しくて心地好かったです
OMSBさんは『THE COCKPIT』で知ってSIMI LABは聴いていたのですが、ソロの曲も良いし、
パフォーマンスがかっこよかったです
数を数えるシーンがとても良かったです
ラストカットはずるいほど美しかったです
本作観賞後The Beatles『And Your Bird Can Sing』を聞いて歌詞を読み、明るい曲調と切ない歌詞が映画の色調と切ない脚本と見事に交差していて感嘆しました
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