あぶ

きみの鳥はうたえるのあぶのネタバレレビュー・内容・結末

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

出演柄本佑、ヒロイン染谷将太のラブロマンス。

往年の染谷将太映画のあのシーンが蘇る演出が多く、渡辺真起子を母と呼ぶヒミズのあのシーン、ピンポンで井浦新に教えて貰った卓球、深夜のクラブでTOKYO TRIBEよろしくラップが流れ目を覚ましそうになるMC SHOW、 ソレダケで親父に殴られていた忘れもしねぇジャックダニエルだよ。
佐藤泰志小説の主人公らしくうだつのあがらない生活をしている柄本佑だが同居人の染谷将太にだけは誠実な態度を取る、しかしそこにサークルクラッシャーが現れ……というお話しだったはず。

染谷将太のセクシーシーン??と思われるシーンが度々入るのですがパンツの上にお腹の肉が乗っていたり、尻でけぇなぁと言われる程の尻だったりでそりゃまぁたまんなかったです。

真面目な話をすると彼氏に徹底させるほどの信念で虫を殺さない、煙草吸わないのに彼氏とその肉体関係者の吸った煙草の後始末をしつつコーヒーのドリップの残りを入れて生活感だしたり、枯れかけた花束から元気な花だけを出して花瓶にいけたり細かな演出からわかる魅力がたまらなかった。

この事からラスト肉体関係者と精神的な契約を結んでいたのは柄本佑の気を引く為だと理解出来ますね。

えぇもちろん間違っているのはわかっているので指摘はしなくて大丈夫です。

あと森口、森口が凄く好きなキャラだった、好きだよ森口。
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