クロッキャワァ

マザー!のクロッキャワァのレビュー・感想・評価

マザー!(2017年製作の映画)
4.2
■かんたんなあらすじ
滅茶苦茶を辞書で引いたらこの映画が出るんじゃないか?



噂に違わぬ問題作。

聖書のおおまかな流れ?を理解しておくとより不幸せになれます。

とにかく全体を通して不快感が凄い。

画面を通した他人事とはいえ、自分のパーソナルスペースにズケズケと踏み込まれるのがここまで不快だとは。

序盤から中盤にかけては常にイライラしながら見ることになる。ストレスが凄い。

終盤からは不快感とかストレスとかそういうのではない、なんでしょうこれは…殺意?に近い感情が湧いてきます。

殺意を抱いたまま大嵐に見舞われたかのような怒涛の展開。
ここの訳わからなさはほんとに凄まじいです。

そしてエンディングに向けては激鬱展開からのスーパーバビエル・バルデムタイム!

はっきり申し上げておきましょう。
覚悟が必要な作品であると。




しかし、しっかり期待以上の胸糞と、この美しくも不快な世界観を作ってくれたことには感謝したい。

個人的には正直大好物でした。


おわおわり。