■かんたんなあらすじ
滅茶苦茶を辞書で引いたらこの映画が出るんじゃないか?
◆
噂に違わぬ問題作。
聖書のおおまかな流れ?を理解しておくとより不幸せになれます。
とにかく全体を通して不快感が凄い。
画面を通した他人事とはいえ、自分のパーソナルスペースにズケズケと踏み込まれるのがここまで不快だとは。
序盤から中盤にかけては常にイライラしながら見ることになる。ストレスが凄い。
終盤からは不快感とかストレスとかそういうのではない、なんでしょうこれは…殺意?に近い感情が湧いてきます。
殺意を抱いたまま大嵐に見舞われたかのような怒涛の展開。
ここの訳わからなさはほんとに凄まじいです。
そしてエンディングに向けては激鬱展開からのスーパーバビエル・バルデムタイム!
はっきり申し上げておきましょう。
覚悟が必要な作品であると。
しかし、しっかり期待以上の胸糞と、この美しくも不快な世界観を作ってくれたことには感謝したい。
個人的には正直大好物でした。
おわおわり。