クロッキャワァ

バビロンのクロッキャワァのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
4.3
◼️かんたんなあらすじ
ジャックハンマー顔負けの嘔吐劇



凄まじく汚い描写を、全体に漂う豪華絢爛さで中和した感じの傑作。

多少映画の歴史や当時の世相を知らないと楽しめなかったり真意を汲み取りづらい作品ではあるが、実に良い3時間を過ごさせてもらった。

命を削り、激動の時代を生き抜いた登場人物たちの汗の匂いまで漂ってきそうな生々しい映像は必見です。

地下でネズミを喰う男のシーンがあるのですが、トーキー映画の黎明期を代表する作品といえばディズニーの「蒸気船ウィリー」で、主人公はあのミッキーです。

ネズミを喰う…
その辺りに何か思惑があるのかなぁ…とか色々妄想するのが楽しい作品!

おすすめ!