このレビューはネタバレを含みます
ジェニファー・ローレンスの演技力と美貌に4点、作品としては0.4点
今さっき事前情報無しで英字幕版で見たんだけど、これは笑えないやつ。
1番はじめの焼き爛れる女のシーンからの妻の"Baby?"が伏線になっていることに衝撃を受けた。ラストシーンの"Baby?"を聞いて"うわ、こいつなんべんも作り直してるやん"と思わず呟いてしまった。
後、マザーだから妻が主役かと思ったらまさかの主役は夫。この夫は嫌いだ。悪い意味で寛大。作品を書き上げただけで狂信者がやって来て自宅で戦争みたく大暴れ、終いには赤ちゃんを殺されて食べられたにも関わらず、怒りを見せず許そうとしている所。神のように振る舞うじゃねぇかと思ったら、そんな感じの作品らしいですねこれ。
たしかに、言われてみればってなりますね。夫が崇拝されまくってる所とか場面変化の所とか見ると。まず夫は顔写真ペタペタ壁に貼られたり、夫の家でそれぞれ違うカルト教団みたいな連中がそれぞれ夫を崇拝していたり、赤ちゃんができた時はお供え物みたいなフルーツや野菜が送られたり、最期物語を自分の意思で繰り返してるところを見ると神様だなと思った。あと白フェードでの場面変化のところ、最初の夫婦連中とサヨナラする時は水道管破裂で家中大洪水、記者連中やファンから赤子を守る時は戦争が起きるなど人類が何回か滅んだ原因みたいなのも出てて、うわぁ見方変えたら面白いと思った
もう観ないけど、次に夫が作り上げた世界での母は幸せになって欲しい。
