ほにゃららちゃぴらら

マザー!のほにゃららちゃぴららのネタバレレビュー・内容・結末

マザー!(2017年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

人を選ぶ映画。

序盤からずっと不可解で奇妙w
何だこれww誰やねんww何でやねんwwの連続で、変なコントを観てる感覚で節々で笑っちゃう。
あまりに可笑しい事しか起こらない奇妙な世界で、舞台もこの家の中だけ。
「登場人物の誰1人にも名前がない」のもポイント。
これはメタファー映画だと察しがつきながら観る。
映画としてはちょっと中弛み感を感じた。純粋に何じゃこれwって思ってる序盤が1番ワクワクした気がする。
終盤はこの映画が「聖書モチーフ」だと確信に変わるけど、考えずに観てたり、「聖書」の知識がないととことん意味がわからないまま終わると思う。ネットにある深い考察を読むと解像度が高くなり面白い。タイトルにもある”マザー”の意味が奥深い。

夫役のハビエル・バルデムが序盤から良い味出てるw普通の良い夫な訳ないもんww怪演が似合うよねぇ

役者やメッセージ性やアイデアは面白いなと思ったけど、映画としての面白さは総合的にちょっと惜しいかなと個人的には感じた。