久々のダーレン監督作品です。
ザックリ見終わった感想は長めの不条理コントかなと(笑)後半結構笑ってしまった(笑)エグいシーンもあるけど2作目に比べればこれはライトな仕上がりかと(笑)
ダーレンさんはこれで観たのは4作目ですが、薬を飲むシーンは入れたいんだなとか、ぬチョッとするアイテム投入とか(笑)頭のおかしい母ちゃんとかね。今回は頭のおかしい旦那でしたが、テーマとして「母親」は切っても切れない感じします。ストレートに「マザー！」だしね(笑)4つ目鑑賞にして、この監督の好きなモチーフがわかってきたぞー！(笑)そして、とりあえず「悪夢」にしたいっていう監督さんの強い心意気を感じました(笑)しかもエンドレス(笑)キャスティングがばっちりです！ハビエルさんの普通っぽいのに頭おかしい演技とか、絶叫するジェニファーとか、もうピッタリ過ぎる(笑)
日常の中に実は狂気とか妄想とかってよくあることなんじゃないか？とこれ観てて思った。女の人に有りがちなんじゃないかなと。そういう女性特有のヒステリックな感情の高ぶりや思い込みによる妄想とか、そういうテーマだったのかな？と。旦那にしてみれば普通のことが、妻にはそうは見えないというシーンも、夫婦間のよくある揉め事を「きっと妻にはこう見えているのかも？」的なことかも、とか(笑)
何となく監督のプライベートなことがベースになってそうだなと。監督のファンが押し寄せてくる！妻は許せない！(笑)そして「ミザリー」みたいな熱狂的なファンとか(笑)その辺りを大袈裟に表現してたりして(笑)ジェニファーが絶叫したら床割れたり(笑)そのくらいのパワーはあるよね母親って、ていう感じが(笑)笑ってしまうわー！
タイトルにビックリマークを付けるあたり、この監督の中のお母さん像を象徴してるのかも？「母ちゃん！頭おかしいで！」みたいな？(笑)きっとこの監督さんの母ちゃん強烈キャラやで(笑)とか考えちゃう(笑)どっちにしても、やり過ぎ感が後半笑える長めのコント映画です！ただし不条理ものの(笑)
やっぱりこの監督さん、好きだわ〜(笑)
追記:これ書いた後にネットでこの映画について調べたら全然深い意味が込められていたことを知り反省(笑)ああ、どうりでいきなり妊娠したわ！っていったり、どんどん人を拒むこと無く招き入れたりするのかと。最後戦場みたいになったのも現在の地球上の事なのか？とかですね〜、コントでは無い…ようですね(笑)どなたかの感想で主人公の自閉的な内面の「地獄」から抜け出るか否かがこの監督の基本的なフォーマットになっている、的な事が書かれてましたがなるほどなと。上手いこと書ける方がいて良かった…私はせいぜいコント位しか思わんかった(笑)もう一回観ないとなと思う次第です！
