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ハウス・ジャック・ビルトのnpのレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
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ある意味誠実な映画だよね
サイコパスなシリアルキラーを全く美化せずひたすら空虚にダサく撮った映画は他にないのでは??

フィクションの中では高い知能を伴うヒールとして魅力的に描かれることが多いシリアルキラー達

でも実在のサイコパスって虚しい存在なんだよね
ジャックのように弱い者ばかりをタゲっては、衝動的でその場凌ぎの行動を繰り返し、いかにもだが中身の伴わない空論ばかり並べ立てるも、常に満たされず長期的な人間関係や目標を達成することが出来ない、賢くもなんともない生き物、、、

ジャックが殺人にあたる芸術論を述べれば述べる程実際にやっていることの杜撰さが目立ち、滑稽で仕方ない、、、、それがひたすらずーーーっと150分続く

彼らの脳内に、我々が納得期待するような「理由」や「核心」なんてものはないんだよ、そして彼ら自身も決して救われることはないんだ、と嘲ってくれた映画
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