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ハウス・ジャック・ビルトのtaigaのレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
3.0
初トリアー作品。
背景を踏まえた感想が多いので、宣伝ビジュアルと話題性だけで観に行ったのは失敗だったかも。

テーマやモチーフ、コメディリリーフ、役者、各シーンなどなどエトセトラにいちいち惹き付けられただけに(狩猟のシーンとかラストのアレとか最高じゃないすか)、間を繋ぐ語りやテンポ、尺にかなりダルさを感じて、意識がとんだ。もっと見やすく・面白くなるはずの内容なのに……。まあそれは意図ではないんだろうけれども。奇妙な映画です。


より孤独で退屈で、救いを求めたくなる気分の時、宗教や哲学の厚い本を読みたくなるような好奇心の体力がある時、もしかしたら入ってくるのかもしれない。

日曜の昼間、遊園地に行く前にシネコンで大勢に囲まれてコーラのみながら人と観る映画ではなかった。
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