Ryan

ハウス・ジャック・ビルトのRyanのレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
4.5
2019年No. 1映画かもしれないです

鬼才ラースフォントリアー
カンヌを出禁になった男が7年ぶりに世界に賛否両論を巻き起こした超超問題作

めちゃくちゃな作品

ストーリーは1970年代の殺人鬼の物語だが
カンヌで上映されるとあまりの過激さに途中退場者が半分。
しかし、上映後残った観客からはスタンディングオベーションが巻き起こった
これこそ賛否両論

主演マットディロン
素晴らしい演技鳥肌がたった
この作品の素晴らしいところは素晴らしいところは全てが繋がっていてサイコパスが自分をサイコパスだと認識している点
サイコパスとは自分をサイコパスだと思わないらしいがこの中のジャックはサイコパスだと自認してそれを楽しんでいるように見えた
衝撃のラストには圧巻

また、酔うカメラアングル
第2章で私はかなり酔ったがこの先になにがあるのか気になり鑑賞し続けた
とんでもない映画

ヒトラーの気持ちがわかるというような趣旨の発言をした男はカンヌを出禁になったがそれでも懲りずにここまで最悪な映画を作るなんて

私の中にある言葉では伝えきれない
ただ、一つだけ言えるのは最悪であり完璧なる映画。

気になる人はかなり勇気を持って行ってください。
友人と観たが
友人は鑑賞後気持ち悪くなってました。
Ryan

Ryan