このレビューはネタバレを含みます
この映画がリリースされてしばらくしてハリウッドがリメイクしたけど、「いやいやオリジナル(本作品)の撮影技法、ストーリーのススミ方は超えられないでしょ」と思いリメイクリリース時、観に行きませんでした。
ただ現在は、思い込みは良くないかなって思うのでハリウッド版も機会があれば観ようと思っています。
いきなりとある部屋に監禁され、15年間閉じ込めらた主人公がいきなり開放され、
自分が閉じ込められた理由を考察しながら監禁してきた組織に復讐するストーリー。
音楽がめちゃくちゃ素晴らしい。
重厚感を感じるような音の重なり方をしている。私ではない、他の人が聴くと「重苦しい」とか「暗い」とかいった印象をもつかもしれないけど、暗さが良い。
好きなシーンは主人公が何人かの敵と薄暗い地下道?みたいなところで戦うシーン。
地下道を、カメラが横から撮影しているような感じのシーンなんだけど、これは日本のゲーム、ストリートファイター2の影響で人物たちを真横から捉えている、と私の知り合いが言っていた。
言われてみればそういう気もするけど、わたしは仮にそういう構想があっても実現するのがすごいし、なによりも地下道の美術の作りが味があって良いな、と思った。
美術に関しては、他シーンも随所ですばらしいしオシャレだなと思った。
間違いなく素晴らしい映画です。