面白かったです！
……ただ「惜しい」という思いもありました。
乃木坂全面協力で、演技とかどうなんだろう……という不安はまったくの杞憂でした。みんな上手です。そろって上手。それにお話も原作のいいところを拾っているのか、感情をちゃんと動かしてくる感じでスキのない作り。製作ROBOTですか、さすがですね。という感じ。
そしてさすがにみんなかわいい。アイドルものとしてもなかなか満足。あんまり恋愛ものに持っていかなったしね。その辺はきっと配慮があったのではないでしょうか（笑
配役がとてもはまっていて、これはキャラに配役を当てはめたのか……それとも、配役にキャラを当てたのか……原作に詳しくないのでよくわからないのですが自然にそのキャラクターらしさが出ていてとても良かったです。少なくとも主役のあさひちゃんは原作でもあさひちゃんのはずで、ビジュアルとか雰囲気のイメージとかは西野七瀬さんによくあっていたように思います。
すごく映画としての総合力の高くて、自力の高さよ……とか思ったわけです。
で、ただ映画としてはちょっと惜しいなと思った部分もありまして、演技みんないい演技しているんですけど、もう一歩欲しかったと思わなくなないんです。というのもいい映画だったので。あと一歩あれば「ちはやふる」とだって肩を並べられた気がするんですよ。そこには惜しさを感じます。
特になぎなたの試合の部分は迫力にはちょっと欠けるかな、と思う場面が多かった気がします。難しいところですけど、ここが迫力がないと締まらないといいますか。
あと面をつけちゃうと顔が見えないっていうのは、構造上仕方がないんですけど、やっぱりせっかくかわいいこたちを配役しているのに、もったいなさを感じざる得なかったです。
なんにしても全然いい映画でした。
安心して見てください。
