こうだい

エブリシングのこうだいのレビュー・感想・評価

エブリシング(2017年製作の映画)
4.5
少女の初恋を描いたニコラ・ユンの小説を映画化!
18歳の誕生日に隣家の少年と出会った重病のヒロインが、ひたむきに相手と向き合う様子を活写する。
みずみずしいカップルを演じるのは『ハンガー・ゲーム』などのアマンドラ・ステンバーグと『フィフス・ウェイブ』などのニック・ロビンソン。脚本を『アデライン、100年目の恋』などのJ・ミルズ・グッドローが務める。

【内容】
生まれつき重病を患うマデリン(アマンドラ・ステンバーグ)は、衛生管理を徹底した家で、医師の母ポーリーンと看護師カーラと暮らしていた。ある日、彼女と同じ年ごろのオリー(ニック・ロビンソン)が隣に引っ越してくる。マデリンは、ガラス越しにオリーとメールのやりとりを重ねるうちに、彼に恋心を抱く。

展開の予測がしやすい、泣ける映画かと思いきや、全然違った!なかなか衝撃的なラスト。こんな前向きな映画だとは思わなかった!
そのどんでん返しまでは普通に、初々しい2人の恋愛映画。近くに居るのに触れ合う事は出来ない…。これがまた距離感が良いんだよねー。

そして映像が凄く綺麗!家の中も充分綺麗なんだけど、外の世界への憧れからか、外はより綺麗で美しく、キラキラした感じがする。さらに挿入歌もシーンにマッチしていてとても素敵。お母さんの気持ちも分かるけど、一歩踏み出す大切さを教えてくれる素敵な作品。
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