ミク

この世に私の居場所なんてないのミクのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ブラックユーモアある社会的批判の切り口から始まり、あ、これ好きなやつかも?と思うも束の間、バイオレンス一直線で置いてけぼり喰らいました。

いわゆる普通の人生を送り、不親切な人への鬱憤を溜め、あんまり幸せを見出せないタイプの主人公が、空き巣入られた事で一転して犯人見つけることに力を注ぐ。

”badass”の意は超かっこいい奴。直訳は悪い尻!が褒め言葉になるアメリカの持つ価値観や暴力性が正義になる怖さをユーモアで描いて欲しかった!だけど、本作は”普通”の人がBadassになれる快感を描いた作品であり、結局普遍的な幸せのエンドに腑に落ちない感じでした。

と言いつつ、サスペンスやハードバイオレンス、グロゲロもありで後半の展開のスピード感は良かった!
ミク

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