『終わりを恐れるな』
一人でひっそりと胸に秘めた彼女の巨人。
誰にもあるはずだ。
日々何気ない日常に、巨大化された教えを説くためにヒントを与える巨人が。
僕にとって、今この作品はマストだった。
映像は僕の目に無声として進んでいくだけだったが。
終わりを恐れるな。
巨人のメッセージが今後の僕の足取りに力強さを響かせる。
言葉の表面だけでは掴めないことがある。
それでどのくらい誤解や人を傷つけてしまうのだろうか。
僕にまだ現存する巨人が新たな課題をつきつけてくる。
それは希望として右手を触れたら、新たな扉として実感できるものだ。
いよいよなのだ。
巨人の姿が大海原に投影されていくのは。
巨人の足跡と右手のノックがシンクロする。