「ひなぎく」かと思いましたが、「パーティーで女の子に話しかけるには」みたいな攻めた作風とやたらかっこいい楽曲構成でした。2015年の本作をアンジェイ・ワイダは知ってるかな…ああ、ポーランド…
今年2018年初めてTV視聴した「リトルマーメイド(89)」ラストに胸がいっぱいだったのですが…。本作はオレら向けというか、なんか、安心しましたw
悲恋の古典をハッピーエンドにしたディズニーに対抗するがごとく、観客を絞め殺しに来た金銀にもうメロメロ。
身体チェックで「この娘たち売られて玩具にされちゃうッTT」と心配してやったのに、金銀は「バッチこいや！！！」ってさ…。魔法なんて迷信！笑止！みたいな態度が順応性高い逞しさ。「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」にみた貫禄を持ったキャラ性がまた良い。合法〇〇みたいな。
むしり取った鱗をベースのピックに使えと所望するシーンや、声を引き換えにしても物理的改造すっからさ！な押し売り感w(ネタバレですが…王子、あいつ絶対殺す…と子供時代から心に決めていた様なども)滲み出る監督のドヤ顔がすごく笑える。
