初恋は、残酷な味がする。
ポーランドの女性監督が撮った、
ポップでグロテスク思わず息を飲んでしまうような世界。
ヤンシュヴァンクマイエルが不思議の国を撮ったように、原作はあれどもオリジナルティ溢れる。
人を食べる人魚、奇妙なダンス
生臭さ、美しさ、儚さ、報われない恋、泡。
ヤン、エドワードゴーリーなんかが好きな人には堪らない映画じゃないかと。
ポーランドの有名バンドがプロデュースしたという音楽も絶妙に奇妙なでPOPで愛しい。
ゴールデンの美しさがえげつない。。。
いつかのLulaマガジンの表紙だった、強い目をしたとびきりの美少女に似てるなと思って調べなおしたら彼女だった。
大量殺人犯のオルガ・ペプナロヴァを演じただけあって危険な役が良く似合う。
シルバーはゴールデンとのバランスが最高で、愛らしくて普通の10代の女の子って感じで共感できる。
私の中で、人には言えないけど好きな映画になった。