わたしはこの映画好きだ。
人には到底オススメできないが。
ストーリーは童話の人魚姫とほぼ変わらず。
今日食べたご飯を戻しそうになるくらい、気持ちも胃も抉られるような映画だった。
人魚姫がバーでスターを目指し、恋をして、オルタナティブな曲を唄う。そんな、夢の中みたいな物語。
映像が美しかった。霧に差す淡色のネオンが幻想的だった。見ている側も、水中にいるかのような感覚を覚える。特に、最後の船上のシーン、映画の中で初めて晴れた。そして1番悲しい。
ポーランドっぽい曲なのかな?劇中歌はそんなに好きじゃなかった。ちょっと未消化な音階。聞いてて気持ち悪くなった。