ゲジ

赤線地帯のゲジのレビュー・感想・評価

赤線地帯(1956年製作の映画)
3.6
暗転多めで、場面・場面を短めに見せながらも、けっこう残酷な内容っていう。

奥さんの商売を間接的に最低と言っちゃう旦那、気が狂って歌を口ずさむお母ちゃん。

オチのつけ方が好きですね。あの初々しさも、いずれ消えていくんだと想像させられるような。

ただ、自分はもっとゆっくりしたテンポで観たい内容でした。雨月物語と本作しか観たことはないのですが、まだ溝口作品つかめないなぁといった印象。
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