売春防止法の議論を国会で行っている1956年3月公開の溝口健二の遺作。吉原の「サロン夢の里」で働く売春婦たちの物語。父親との確執で家を飛び出た不良の関西娘京マチ子、父親を小菅刑務所に収監されて金の亡…
>>続きを読む名匠溝口健二の遺作。
売春防止法施行直前の吉原を舞台に、さまざまな事情を抱える娼婦たちの苦悩を描いた群像劇。
貧困、家族、生存など、さまざまな理由で体を売る娼婦たちの辿り着く結末もまた人それぞれで…
見事な構成。
売春禁止法についてのニュースと売春せざるを得ない女性たちの楽しそうに見える生活から始まり、だんだんとそれぞれの売春を始めた過酷な背景が明かされる。彼女たちは売春禁止法については特段気に…
政府はいつも国民を置き去りにする。
溝口健二監督の遺作である本作は、当時売春が公認されていたエリアを、警察が地図上に"赤線"で引いたことに由来し、作中でも売春禁止法案が国会で審議される様子がラジオ…
三益愛子が傷心して満州娘を歌い出すシーンは悍ましいほどに、売春という構造の狂気を表象していた。ディエジェーズにおいても、現実においても各人の都合によって隠蔽されているものが全て一度に押し寄せるかのよ…
>>続きを読む売春防止法施行前の吉原で働く女性たちの葛藤を描く。舞台となる茶屋の美術など見どころ満載で、各人の心情は違えど、それぞれ分かる。この卓越した人物造形が群像劇として完成度を高めている。時勢は移り行くけど…
>>続きを読む勝手に評価項目↓
エンタメ 4.0
美術 4.3
脚本
・ストーリー 4.5
・キャラクター造形 4.9
音楽 4.0
構図 4.1
メッセージ 4.8
演技 4.7
こりゃ名作ですわ。
若…
京マチ子のキャラいいな〜好きだ
ーーメモーー
〇良かったとこ
・八頭身や
・あたいが女郎だったらてめぇはなんだってんだ
・ミルクひとつ買えないで何が文化国家よ
・ガム口移し
・ミッキーが父親を追…
©KADOKAWA1956