プライムビデオ内の【角川シネマコレクション】で鑑賞。
溝口健二監督の遺作らしい。
タイトルロールの黛敏郎の音楽は、女郎部屋をこの世のものではないお化け屋敷のようなイメージとして掻き立ててくれる音楽な…
溝口健二監督の遺作。京マチ子さん、若尾文子さんなどが出演。売春防止法施行前の赤線地帯を舞台に、様々な事情を抱えたセックスワーカーたちの生き様を描いている。約70年前の作品なのにしっかりと惹き込まれ、…
>>続きを読む観れば売春が絶対になくならないことがわかる。
「俺たちはね、政治の域届かないところを補ってるんだ!」
「自分のものを自分で売ることの何がいけないんだろ」
無くならないどころか、少し経てばまた赤線地…
売春防止法案の施行間近、吉原で女たちが仕事に精を出す。病気の夫の代わりに家計を支えるハナエ(木暮実千代)、息子と同居する日を待つゆめ子(三益愛子)、金を貯め込むやすみ(若尾文子)、不良娘のミッキー(…
>>続きを読む所帯染みてやつれた木暮実千代の芝居にこのひとはこんなこともできるのかと嬉しくなる。肉体的なひとはその魅力を抑えることもできるというわけで、そのつよさに感服する。
もちろんメインの若尾文子の溌剌とした…
売春禁止法対売春の構図を非常に中立にまとめ上げた作品。法には法のどうしようもなさがあれば、売春にも売春のどうしようもなさがあると。
ラスト新しい売春婦が誕生する瞬間の強さはあったものの、全体を通し…
予期せぬ死により結果的に遺作になってしまったが、創作欲が迸る中での絶筆はよほど悔しかったのではないか。
全く若々しく、枯淡のかけらすらない。
その一方で明らかにこれまでの作品群とはタッチが異なり、実…
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