わだげんた

ビブリア古書堂の事件手帖のわだげんたのレビュー・感想・評価

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)
3.0
ビブリア古書堂ってこんな店なんだな。想像通りでもあり、想像と違うところもあり。

試写でひと足先に観せていただきました(*^^*) 公開前なのでネタバレには気をつけて、もちろん細かいストーリーにも触れないようにしますね。

「ビブリア古書堂の事件手帖」は原作大好きで。ジャンル的にはラノベ、なんですかね。1巻目読み始めたら面白くて止まらなくて。その時出てるところまで一気読みして、その後は新刊出ると読んで。

元々古書好き、というのもあるんですが、楽しく読めましたねー。

もっとも僕が好きなのは古書というよりは古本ですけど。 古雑誌とか。あんまり高い値段付いてるような物はさほど興味ないです。

ビブリア古書堂はメディア化には格好の題材なのか複数の版元がコミック化したり、テレビドラマになったり。コミックは少しだけ読みましたが、テレビドラマは未見です。

ストーリー的には太宰治の希少本を巡って起こる騒動という原作の序盤のエピソードを結構忠実に映像化しています。

貴重な古書類にもニヤリ。多分、見る人が見ると、ビブリア古書堂に並んでる本、凄く貴重な物だってわかるんじゃないかな。じっくり店内見てみたかったもんな。

作品のテンポは全体にゆっくりで原作の雰囲気に合ってて、心地よい。

現代のパートと1960年代のパートが交互に描かれます。現代パートも良いですが、1960年代のパートがとってもいいんですよ。セピア色が似合うレトロな雰囲気。舞台になる昔の食堂がホントに味があります。

映像で観ちゃうと、後半の方に???って展開もあるにはありますが、それを割り引いても原作ファンも満足できるのでは?

観る前は黒木華さんの栞子さん、どんなもんかなと思ってましたが、どうしてどうして。知的な感じと綺麗な黒髪。素敵でした(*^^*) ファンが多いキャラなので賛否はあるかもですが、僕は好きですよ(^-^)v
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