やっぱり戦後のイタリアは『自転車泥棒』とかもそうだけど、救われない気持ちになる
1944年。ファシズムの傷跡が濃厚に残る北イタリアのある田舎町にあるマーラの家に、ブーベという青年が訪れた。運命の人と感じ取った青年ブーべはファシストの憲兵と息子を殺してしまい、追われる身に。たまたま出会った好青年ステファンは婚約者がいるが、徐々に惹かれあっていく…そんな時にブーべが逮捕されてしまい…
歴史的な背景を知っているとより一層楽しめるけど、分からなくてもメロドラマっぽい所とか楽しめるのではないでしょうか。ラストの電車に乗るときのマーラの顔が印象に残る。
また、裁判のシーンが思っていたよりも長くて驚いた!