スペイン産復讐劇。
いつものように、TSUTAYAの5本1000円の最後の1本。ゴヤ賞(スペインのアカデミー賞)作品賞受賞の文字に目が止まり、最近スペイン産ミステリーに面白かったのが多かったことも後押し。
題名どおり静かな映画。静かで地味な印象。寡黙な男が主人公だから、もちろん、派手なアクションもほとんどない。物足りないちゃ物足りない、、。
それでも観ていくと、ジワジワくる。普通の人が、ああいうことになると、こうなるのか、、誰にでも当てはまるわけではないけど、こんなものかもしれない? 淡々と義務をこなしていくよう事を進めていく。さて、どうするのか、、常に緊張感が持続します。92分でサクッと観られるのも良い。
でも、やるせない。何とかならないのかとも思う。ああ、やっぱりやるせなさが残るなぁ〜。
派手さはないし、スカッともしない。スペインでは、こんな地味な映画を作品賞に選ぶのか、、でもしっかりした作りなので見応えはありました。
スペイン産、やはり侮り難し!