いわゆる共依存というものか。
ツチヤからすると、せいちゃんに自立されたらそれはそれで困るんだろうな。“ダメなせいちゃんを支える私”が自己確立の手段になっちゃってるから。
思考停止に逃げちゃ、ダメ、絶対!
ゴミが増えてきたら思考停止のサイン。ゴミを捨てられるようになったらそれが変化の兆しなのよね。
別れるしか道はない。
想いあっていても、どんなに気が合っても、うまくいかないふたりって、あるんだろうな。
そういうどうしようもなさが伝わってきて、苦しいしイライラするしで、面白い映画ではないけれど、ちゃんと成長したふたりが見られて後味は決して悪くない。
成長してないのはハギオだけ。ハギオの闇を想像するとゾッとする。ハギオの物語は恐くて観たくない!
ふいに出る太賀の色気がよかった。このひとの真顔はほんとうに良い。
んだがしかし、やはりジョーくんよ。初めてジョーくんに心の底から嫌悪を感じたわー。オダギリジョーやっぱり最高かよ。