南瓜とマヨネーズのききのレビュー・感想・評価

刹那的とも快楽的ともちがう、目の前のことになんとなく身をゆだねて流されていく自分に深く傷つくというよりはただただ途方にくれている感じが現代的だなと思った。何者かになれるひとはすごく少ないのは知ってるけど、それでも何者にもなれない苦しさみたいなものはある。
かっこよすぎてダメすぎるバギオもツチダも、ちょっと苦しそうに流されるように「自由」を生きてて、それがうらやましくもあり、せつなくもあり。