南瓜とマヨネーズのDiamanteのレビュー・感想・評価

原作は読んでいないが、共感的な観点で言えば多く支持を得やすい話しに観え、多少の違いはあれ依存と自己嫌悪は誰にでもあり、日常的なレベルで映されているのでそう思いました。
この映画の場合は作曲だが、求めていたものが自分と離れたことにより得られる切なさを最後の場面で感じたが、主人公にとって前向きな描写に観えなかったので、今後も依存的な行動が繰り返される気がしました。もう少し救いを通したカタルシスが観たかったです。
ただオダギリジョーがかなりはまり役で、配役のセンスが最高でした。